構造・原理

新次元の高性能…
スパイラルグルーブピストンがその理由です。

パワーストップ®は、スパイラルグルーブピストンの外周に設けられた特殊ならせん状の溝をオイルが通過する構造となっており、エネルギ吸収は、オイルがらせん状の溝を通過するときの抵抗を利用して行われます。
この独特の構造と原理が、きわめてなめらかなエネルギ吸収とリニアな減速を実現。しかも、吸収エネルギは従来品の約3倍。
オイルリザーバ・ハイプレッシャチューブは、耐久性・長寿命を追及した結果の設計です。
パワーストップ®は、なめらかで安全・確実なエネルギ吸収と速度制御を提供する高性能ショックアブソーバです。

構造図

エネルギ吸収の原理

  1. ピストンロッドに負荷がかかると、リテーナバルブが閉じ、スパイラルグルーブピストンがハイプレッシャチューブ内に押しこまれ、オイルが加圧されます。
    図1
  2. 加圧されたオイルは、スパイラルグルーブピストン外周のらせん状の溝を通過して、リテーナバルブ側に移動し始めます。エネルギ吸収は、オイルがらせん状の溝を通過するときの抵抗を利用して行われます。
    図2
  3. 負荷がなくなると、リテーナバルブが開き、リテーナバルブ側に移動していたオイルはピストン内部を通過してハイプレッシャチューブ内へ戻ります。
    図3
  4. リセットスプリングの力により、ピストンは瞬時にもとの位置へ復帰します。
    図4

理想のエネルギ吸収

エネルギー吸収特性のグラフ理想のエネルギ吸収は、ストロークの全範囲にわたって抗力が一定であり、衝突物がリニアに減速することです。
従来のショックアブソーバは、オイルがオリフィスを通過するときの抵抗を利用してエネルギを吸収します。このとき、オイルの通過断面積(開いているオリフィスの総断面積)は、ピストンロッドのストロークとともに段階的・不連続的に小さくなります。このため、抗力(すなわち吸収エネルギ)は不連続的に変化し、リニアな減速を得ることができません。
オイル通過断面積のグラフパワーストップ®では、オイルの通過断面積(スパイラルグルーブピストンの外周に設けられたらせん状の溝の断面積)が、ピストンロッドのストロークとともに連続的に小さくなるように設計されています。その結果、ストロークの全範囲にわたって抗力が一定で、リニアな減速が可能となり、理想のエネルギ吸収を実現しました。

オイル通過断面図