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 NBK > プーリー > SPプーリー 製品規格

イソメック®SPプーリーの製品規格は、SPZ・SPA・SPB・SPCについてはISO 4183-1989に準拠しており、一般用Vベルト(M、A・AX、B・BX、C・CX)または細幅Vベルト(3V・3VX、5V・5VX)のいずれもが使用できる汎用性をそなえています。
また、SP8VについてはJIS B 1855-1978に準拠しており、使用ベルトは細幅Vベルトの8Vです。

● 溝部の寸法 unit :o
溝の形 データム径
dd *
α±0.5
(°)
wd w1 b h e f 使用ベルト* *
一般用Vベルト
JIS K 6323
ISO 4183
細幅Vベルト
JIS K 6368
SPベルト
ISO 4183
SPZ 80以下
80を超えるもの
34
38
8.5 09.72±0.10
09.88±0.10
2.0 +0.2
0
9 12±0.3 8 M*** 3V・3VX SPZ
SPA 118以下
118を超えるもの
34
38
11 12.68±0.10
12.89±0.10
2.75 +0.2
0
11 15±0.3 10 A・AX SPA
SPB 190以下
190を超えるもの
34
38
14 16.14±0.10
16.41±0.10
3.5 +0.2
0
14 19±0.4 12.5 B・BX 5V・5VX SPB
SPC 315以下
315を超えるもの
34
38
19 21.94±0.10
22.31±0.10
4.8 +0.2
0
14.3 25.5±0.4 17 C・CX
SP8V 400以下
400を超え565以下
565を超えるもの
38
40
42
25.4 25.74±0.13
25.76±0.13
25.78±0.13
0.5
25 +0.5
0
28.6±0.4 19 8V

  *SP8Vは呼び径dn。
 **多本結合ベルトはA・B・CおよびSPZ・SPA・SPBのものは使用できますが、3V・5Vのものは使用できません。
***MはJIS K 6323の呼称であり、ISO 4183ではZの呼称です。

● 外周・リム側面の振れの許容値および外径の許容差 unit :o
データム径 dd 外径の振れの許容値 リム側面の振れの許容値 外径の許容差
125以下 0.15 0.15 ±0.4
125を超え315以下 0.2 0.2 ±0.6
315を超え710以下 0.3 0.3 ±0.9
710を超え1000以下 0.4 0.4 ±1.2
1000を超え1250以下 0.5 0.5 ±1.5

*SP8Vは呼び径dn。

● 材質

JIS G 5501「ねずみ鋳鉄」のFC200〜250

● バランス

外周での不釣合い質量は、1gまたはプーリーとブッシングの合計質量の0.1%のいずれか大きい方を許容値としています。
これは、周速15m/sでJIS B 0905「回転機器の釣合い良さ−剛性ロータ」のG16に相当します。

● 使用Vベルトの種類 unit :o
使用Vベルト SPプーリー
SPZ SPA SPB SPC SP8V
一般用Vベルト
(JIS K 6323
および
ISO 4183)
細幅Vベルト
(JIS K 6368)
SPベルト
(ISO 4183)

*ISO 4183ではZの呼称です。

ISO 4183-1989は、JIS B 1854-1987「一般用Vプーリ」およびJIS B 1855-1978「細幅Vプーリ」において「附属書」として規格化されています。
「附属書」とは、JIS Z 8301「規格票の様式」において、「内容としては規格の主体となる事柄であっても、表現の便宜上、特に取り出して本体に準じてまとめるもの。」と規定されており、JIS規格本体と同一の効力をもっています。
このため、イソメック®SPプーリーはISO 4183-1989とともにJIS B 1854-1987およびJIS B 1855-1978も準拠規格となります。

イソメック®SPプーリーは、一般用Vベルト・細幅Vベルト・SPベルトのいずれもが使用できます。このことは下表に示すそれぞれのVベルトの断面図からあきらかです。
一般用Vベルト・細幅Vベルト・SPベルトには、サイズ・伝動動力など、それぞれの特長があります。これらのどのベルトを採用するかは、設計条件やスペース・コストなどの諸条件を総合して選択してください。
イソメック®SPプーリー(SPZ・SPA・SPB・SPC)の呼び径はISO4183-1989に規定するデータム径であり、これを回転比の計算に使用することで、一般用Vベルト・細幅Vベルトのいずれを使用する場合でも、実測値により近く、より正確な回転比が得られます。

●ローエッジコグベルトについて

一般用Vベルトおよび細幅Vベルトには、一般のラップドタイプ(M・A・B・C、3V・5V・8V)のほかにローエッジコグタイプ(AX・BX・CX、3VX・5VX)があり、それぞれ使用上の互換性があります。
ローエッジコグタイプは、側面に外被帆布のない、しかも下面にのこ歯状のコグ(ノッチ)をもったベルトです。
屈曲性の向上によりベルトの曲げ応力(屈曲による動力損失)が減少する、摩擦係数が大きいなどにより、一般のラップドタイプにくらべて伝動効率がさらに向上し、また最小プーリー呼び径をより小さくすることができるなどの特長があります。