**** プーリー&カップリング選定ソフトウェアのヘルプ ****

つぎの4種類の選定ソフトウェアをご利用できます。
なお、このソフトウェアによって計算された結果は参考値であることをご諒承ください。
ベルトの張り、ベルトのスリップ、運転条件、使用環境などのさまざまな要因によって、
実際の運転は計算結果とは異なることがあります。

1.SPプーリー選定ソフトウェア

イソメックSPプーリーは、イソメックブッシングシステムを採用。
軸穴・キー溝加工が不要で、シャフトへの取りつけ・取りはずしもレンチ1本で簡単に行えます。
国際規格であるISO 4183にもとづいており、
一般用Vベルト(M・A・B・C)と細幅Vベルト(3V・5V・8V)の
いずれもが使用できます。

2.JIS Vプーリー選定ソフトウェア

JIS Vプーリーは、JIS B 1854にもとづくVプーリーで、
一般用Vベルト(A・B・C・D)を使用します。
JIS規格サイズ281機種のほか、385機種を独自に追加。
豊富な機種構成により、伝動設計に必要なプーリーサイズをすべて標準品から選択できます。

3.ウェッジプーリー選定ソフトウェア

ウェッジプーリーは、JIS B 1855にもとづくVプーリーで、
細幅Vベルト(3V・5V・8V)を使用します。
JIS規格サイズ262機種のほか、264機種を独自に追加した豊富な機種構成。
伝動設計に必要なプーリーサイズをすべて標準品から選択できます。

4.フランジ形軸継手選定ソフトウェア

JIS B 1452にもとづくフランジ形たわみ軸継手(FCL・FCLS)および
JIS B 1451にもとづくフランジ形固定軸継手(KCL・KCLS)から、
用途に応じて選択できます。

 

**** プーリー&カップリング選定ソフトウェア操作手順 ****

*プーリー選定ソフトウェアおよびフランジ形軸継手選定ソフトウェアの
操作手順はつぎのとおりです。

*選定ソフトウェアを起動してください。

*「NBK 選定ソフトウェア・メニュー」のダイアログボックスが表示されます。
ご希望の選定ソフトウェアのボタンをクリックしてください。

【プーリー選定ソフトウェアの操作手順】

  1. 「選定条件の入力」のダイアログボックスが表示されます。
    負荷動力・原動軸回転数・原動軸径・従動軸回転数・従動軸径・概略軸間距離・負荷補正係数を
    入力します。
    なお、軸径を入力しないで選定することもできますが、
    その際にはプーリーの最大軸穴径の条件が検討されません。
    選定されたプーリーが希望の軸径を満足するかどうかをチェックする必要があります。

    入力した条件が正しければ、[確認]ボタンをクリックします。

    もし入力条件が誤っている場合には、誤入力したテキストボックスをクリックして、
    数値を入力し直してください。
    そして[確認]ボタンをクリックします。

  2. 「溝の形の指定」のダイアログボックスが表示されます。
    [指定しない(自動選定)]の場合は、ソフトウェアが設計動力と小プーリー回転数から、
    適正な溝の形を決定します。
    [指定する]の場合は、ダイアログボックスの指示に従って指定してください。

  3. 「ベルト種類の選択」のダイアログボックスが表示されます。
    ご希望のベルトの種類を選択してください。

  4. 「選定結果」のダイアログボックスが表示されます。
    1.の「選定条件の入力」で入力した選定条件に適したプーリーの組み合わせが、
    入力した従動軸回転数に近い順に表示されます。
    使用ベルト品番・軸間距離・実負荷補正係数も表示されます。
    なお、プーリーの最小軸穴径については検討されません。
    選定されたプーリーが希望の軸径を満足するかどうかをチェックする必要があります。

    選定条件を変えて再度選定したい場合には、[再入力]ボタンをクリックしてください。
    「選定条件の入力」のダイアログボックスに戻ります。

  5. 選定されたプーリーの組み合わせの詳細な内容を知りたい場合には、
    ご希望のプーリーの組み合わせの行をクリックし、
    さらに[選定内容詳細]のボタンをクリックしてください。

    「選定内容詳細」のダイアログボックスが表示されます。
    軸間距離の調整範囲・初張力・たわみ荷重・軸荷重など、
    伝動システム全体の設計や組みつけの際に必要なデータが表示されます。

  6. 他のプーリーの組み合わせの選定内容詳細を確認したい場合には、
    [戻る]ボタンをクリックしてください。
    「選定結果」のダイアログボックスに戻ります。

  7. プーリー選定ソフトウェアを終了する場合には、[終了]ボタンをクリックしてください。

【フランジ形軸継手選定ソフトウェア】

  1. 「選定条件の入力」のダイアログボックスが表示されます。
    負荷動力・回転数・原動軸径・従動軸径・負荷補正係数を入力します。
    なお、軸径を入力しないで選定することもできますが、
    その際には軸継手の最大軸穴径の条件が検討されません。
    選定された軸継手が希望の軸径を満足するかどうかをチェックする必要があります。

    入力した条件が正しければ、[確認]ボタンをクリックします。

    もし入力条件が誤っている場合には、誤入力したテキストボックスをクリックして、
    数値を入力し直してください。
    そして[確認]ボタンをクリックします

  2. 「軸継手の種類の選択」のダイアログボックスが表示されます。
    ご希望の軸継手のボタンをクリックしてください。

  3. 「選定結果」のダイアログボックスが表示されます。
    1.の「選定条件の入力」で入力した選定条件に適した軸継手の品番が表示されます。
    最大トルク・最大軸穴径・最小軸穴径・質量・GD2・実負荷補正係数も表示されます。
    なお、軸継手の最小軸穴径については検討されません。
    選定された軸継手が希望の軸径を満足するかどうかをチェックする必要があります。

    選定条件を変えて再度選定したい場合には、[再入力]ボタンをクリックしてください。
    「選定条件の入力」のダイアログボックスに戻ります。

  4. フランジ形軸継手選定ソフトを終了する場合には、[終了]ボタンをクリックしてください。

 

**** プーリー&カップリング選定ソフトウェアの用語説明 ****


プーリー選定ソフトウェアにおいて使用している用語の意味は下記のとおりです。

【原動プーリーの品番】・・・・・・原動側のプーリーの品番。
【従動プーリーの品番】・・・・・・従動側のプーリーの品番。
【使用ベルト品番】・・・・・・・・使用するベルトのタイプおよび呼び長さ。

【負荷動力】・・・・・・・・・・・従動軸が消費する動力。
【負荷補正係数】・・・・・・・・・ベルトが伝達する動力を、原動機種類、使用機械の負荷変動
および運転頻度に応じて補正する係数。
【設計動力】・・・・・・・・・・・負荷動力×負荷補正係数。
【実負荷補正係数】・・・・・・・・選定されたプーリー・ベルトの組み合わせにおける
実際の負荷補正係数。
【速比】・・・・・・・・・・・・・原動軸回転数に対する従動軸回転数の比。
【原動軸回転数】・・・・・・・・・原動軸の回転数。
【従動軸回転数】・・・・・・・・・従動軸の回転数。
【軸間距離】・・・・・・・・・・・プーリーが取り付けられている両軸の中心間の距離。
なお、ベルトの張りを調整するためには調整しろが必要であり、
−(マイナス)は内側へ、
+(プラス)は外側への調整しろを示します。
【接触角】・・・・・・・・・・・・小プーリー側でのベルトの巻きつき角。
【ベルト1本当りの補正伝動容量】・ベルト1本が伝達する動力。
【ベルト速度】・・・・・・・・・・ベルトの移動する速さ(=プーリーの周速)。
【初張力】・・・・・・・・・・・・伝動のために与えるべき理論上の張力。
【たわみ・たわみ荷重】・・・・・・ベルトに初張力を与えるために必要なたわみ量と荷重です。
最大値は新品のVベルトを張る際に適用します。
最小値はベルトのスリップの限界値を示します。
( ベルトスパンの中央をたわませたときの荷重と
たわみ量を測定することで、初張力測定の代用にします。)
【静軸荷重】・・・・・・・・・・・ベルトの初張力の反力であり、軸に作用する静的な力。
たわみ荷重が最大値のときに最大となり、
最小値のときに最小になります。
【動軸荷重】・・・・・・・・・・・プーリーが回転するときベルトに遠心力が働き、
軸荷重は減少します。
動軸荷重とは、この回転時に軸に作用する力のことをいいます。

フランジ形軸継手選定ソフトウェアにおいて使用している用語の意味は下記のとおりです。

【負荷動力】・・・・・・・・・・・従動軸が消費する動力。
【回転数】・・・・・・・・・・・・選定条件として入力された回転数。
【負荷補正係数】・・・・・・・・・ベルトが伝達する動力を、原動機種類、使用機械の負荷変動
および運転頻度に応じて補正する係数。