スーパーボルト NBK
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  1. ジャックボルトの締めつけトルクを次式により求めてください。
    なお、許容締めつけトルクおよび許容初期締めつけ軸力は各々の製品の寸法・性能表を参照してください。

    Tf = Td ×Ff/Fd

    Tf :ジャックボルトの締めつけトルク(N・m)
    Td:ジャックボルトの許容締めつけトルク(N・m)
    Ff :必要とする初期締めつけ軸力(kN)
    Fd:許容初期締めつけ軸力(kN)

    永久結合する場合を除き、Ff≦Fdとしてください。

  2. “スーパーボルト”とこれとはめあうねじ部品のねじ部をきれいにしてください。なお、おねじ部品にかじり・焼きつき防止用の潤滑油が塗布されていても、“スーパーボルト”は問題なく使用できます。また、ジャックボルトのねじ部に推奨の潤滑油(こちらを参照ください)が塗布してあることを確認してください。

  3. “スーパーボルト”本体の座面を確認して、すべてのジャックボルトのねじ先が座面から飛び出ないようにしてください。

  4. ジャックボルトのねじ先端面または付属の平座金の表面に、推奨の潤滑油(こちらを参照ください)を塗布してください。そして、平座金をおねじ部品にはめ込んでください。

  5. “スーパーボルト”本体の座面が平座金に軽く当たるまで“スーパーボルト”をねじ込んでください。“スーパーボルト”本体を逆回転して、“スーパーボルト”本体と平座金の間に1.5〜3mmのすき間を設けてください。このすき間は取りはずしの際、ジャックボルトを潤滑しやすくするためのものです。

    スタッドボルトやタイロッドが長い場合および被締結部材が変形する場合は、すき間を設けると締めつけ時にジャックボルトのねじ込み長さが不足する場合があります。注意してください。

  6. 最初に、ジャックボルトを[1]で求めた締めつけトルクの50%で締めつけてください。締めつけ力を均等にするため、対角線上にあるジャックボルトを順次締めつけてください[図1]。
    そして[1]で求めた締めつけトルクの100%で同様に締めつけてください[図1]。

  7. つぎに、円周方向に[1]で求めた締めつけトルクの100%でジャックボルトを順次締めつけてください[図2]。

    ジャックボルトが4本または6本の製品については、[7]の作業も[6]と同様に、対角線上にあるジャックボルトを順次締めつけてください[図1]。

  8. [1]で求めた締めつけトルクの100%ですべてのジャックボルトが固定するまで(ジャックボルトの回転量が10°以下になるまで)、[7]の作業をくり返してください[図2]。通常は、この作業を2〜4回くり返せば取りつけは完了します。

    スタッドボルトやタイロッドが長い場合および被締結部材が変形する場合は、さらに数回くり返す必要があります。

    インパクトレンチを使用する場合、永久結合する場合、ガスケットをはさんでフランジをねじ締結する場合などの取りつけ・取りはずしについて、また、ご不明な点については下記にお問い合わせください。

    コンタクトセンター
    phone:0575-23-1162(直通)
    fax:0575-23-1129(直通)
    e-mail:info@nbk1560.com

取りはずし手順は、“スーパーボルト”の使用温度により異なります。
各々の手順にしたがって、取りはずし作業を行ってください。

【使用温度が120℃以下の場合】

  1. ねじ締結が解けても危険のないことを確認してください。また、周辺の装置からの熱の伝導により、製品が高温になっていることがあります。製品が十分に冷めていることを確認してください。

  2. 各々のジャックボルトにかかっている荷重を徐々に均等に除荷するため、ジャックボルトを1/8回転以下ずつ逆転させて[図2]の順序でゆるめてください。

    ジャックボルトは少しずつゆっくりとゆるめてください。ゆるめすぎた場合は、締めなおしてください。急にゆるめると、残りのジャックボルトに荷重が集中し、ゆるめにくくなります。最悪の場合、ジャックボルトのねじ先が変形・破損し、“スーパーボルト”が取りはずせなくなります。
    ジャックボルトが固着して回転しない場合は、潤滑油を塗布したり、隣り合うジャックボルトを締めつけてジャックボルトにかかっている荷重を小さくするなどして、ゆるめてください。

  3. つぎに、ジャックボルトを1/4回転以下ずつ逆転させての[図2]順序でゆるめてください。すべてのジャックボルトがゆるむまで、この作業をくり返します。通常は、この作業を2〜3回くり返せばねじ締結は解除されます。

    スタッドボルトやタイロッドが長い場合および被締結部材が変形している場合は、さらに数回くり返す必要があります。

  4. “スーパーボルト”を含むねじ部品を被締結部材から取りはずしてください。

【使用温度が120℃を超える場合】

  1. 140℃を超えると潤滑油の油分が蒸発するため、ジャックボルトがゆるみにくくなっていることがあります。まず、“スーパーボルト”を含む機器・装置が120℃以下になったことを確認し、さらに熱を冷ます間に、ジャックボルトおよび平座金に軽いオイルを塗布し、完全に湿った状態にしてください。

  2. [図2]の順序でジャックボルトをゆるみ方向に少し回転させ、ジャックボルトが潤滑されて動くことを確認してください。この作業は、製品が十分に冷めて(90℃以下を推奨)、ジャックボルトおよび平座金が完全に湿った状態になっていることを確認したうえで行ってください。

    [2]の作業はジャックボルトがゆるむ方向に回転することを確認するだけです。必要以上に回転させないでください。

  3. 以後は、「使用温度が120℃以下の場合」の取りはずし手順の[1]以降にしたがって作業を進めてください。

再使用する際には、“スーパーボルト”および他のねじ部品や被締結部材に異常がないことを確認し、推奨の潤滑油をジャックボルトのねじ部に塗布してください。