寸法・CAD・価格
単位 : mm
品番 | 最大軸穴径 (mm) |
常用トルク (N・m)*1 |
最大トルク (N・m)*1 |
最高回転数 (min-1) |
慣性 モーメント (kg・m2)*2 |
静的ねじり ばね定数 (N・m/rad) |
許容偏心 (mm) |
許容偏角 (°) |
許容エンド プレイ (mm) |
質量 (kg)*2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LSS095 | 28 | 38 | 76 | 9200 | 3.2×10-4 | 540 | 0.7 | 2 | 0~+0.7 | 0.57 |
*1: 負荷変動による常用トルク・最大トルクの補正は必要ありません。ただし、周囲温度が30℃を超える場合は、常用トルク・最大トルクを表の温度補正係数で補正してください。 LS, LSS の使用可能温度は-34℃~93℃です。
*2: 最大軸穴径での値です。
品番 | 標準軸穴径 D1・D2 |
||||||||||||||
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18 | 19 | 20 | 22 | 24 | 25 | 28 | 30 | 32 | 35 | 38 | 40 | 42 | 45 | 48 | |
LS090 | ▽ | ▼ | ▽ | ▽ | ▼ | ▽ | |||||||||
LS095 | ▽ | ▼ | ▽ | ▽ | ▼ | ▽ | ▼ | ||||||||
LS099 | ▽ | ▽ | ▼ | ▽ | ▼ | ▽ | |||||||||
LS100 | ▽ | ▽ | ▼ | ▽ | ▼ | ▽ | ▽ | ||||||||
LS110 | ▽ | ▽ | ▽ | ■ | ▽ | ■ | |||||||||
LS150 | ▽ | ▽ | ■ | ▽ | ■ | ▽ | ■ | ||||||||
LSS095 | ▽ | ▼ | ▽ | ▽ | ▼ | ▽ | ▼ | ||||||||
LSS100 | ▽ | ▽ | ▼ | ▽ | ▼ | ▽ | ▽ | ||||||||
LSS110 | ▽ | ▽ | ▽ | ■ | ▽ | ■ | |||||||||
LSS150 | ▽ | ▽ | ■ | ▽ | ■ | ▽ | ■ |
全商品に六角穴付き止めねじが付属しています。
軸穴未加工品(下穴品)も在庫しています。価格は軸穴完成品と同一です。
▽:軸穴(寸法許容差H7)+新JIS平行キー
▼:軸穴(寸法許容差H7)+新JIS平行キー、および、軸穴(寸法許容差G7)+新JIS平行キー
■:軸穴(寸法許容差H7)+新JIS平行キー、および、軸穴(寸法許容差F7)+新JIS平行キー
材質・仕上げ
LSS | |
---|---|
ハブ | SUS303相当 |
インシアスパイダ | ポリウレタン |
リテイナ | SUS347相当 |
六角穴付き止めねじ | SUSXM7 |
特長
- 適用推奨モータ
LS/LSS | |
---|---|
サーボモータ | ● |
ステッピングモータ | ● |
一般汎用モータ | ◎ |
- 特性
LS/LSS | |
---|---|
高トルク | ◎ |
許容ミスアライメント | ○ |
電気絶縁性 | ◎ |
耐蝕性 | ○ |
使用可能温度 | -34℃~93℃ |
- インシアスパイダをハブの爪に外側から巻きつけるタイプのフレキシブルカップリングです。
- 2個のハブ、インシアスパイダおよびリテイナの4つの部品で構成されています。
- インシアタイプは、一度装置に取りつければ、その後は装置を移動させることなくインシアスパイダの取りつけ・取りはずしができます。メンテナンスが容易です。
- 過負荷から装置を保護します。過負荷がかかった場合、インシアスパイダが破損し、モータ側と被駆動側の連結が解除されます。
用途
うず巻ポンプ/ファン/ブロア/減速機周囲温度・温度補正係数
周囲温度 | 温度補正係数 |
---|---|
-34℃~30℃ | 1.00 |
30℃~40℃ | 0.80 |
40℃~60℃ | 0.70 |
60℃~93℃ | 0.55 |
軸穴部詳細
単位 : mm
標準軸穴径 D |
キー溝 | キー | |||
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b | t | 呼び寸法 b×h |
|||
基準 寸法 |
許容差 (JS9) |
基準 寸法 |
許容差 | ||
18・19・20・22 | 6 | ±0.0150 | 2.8 | 0~+0.1 | 6×6 |
24・25・28・30 | 8 | ±0.0180 | 3.3 | 0~+0.2 | 8×7 |
32・35・38 | 10 | ±0.0180 | 3.3 | 0~+0.2 | 10×8 |
40・42 | 12 | ±0.0215 | 3.3 | 0~+0.2 | 12×8 |
45・48 | 14 | ±0.0215 | 3.8 | 0~+0.2 | 14×9 |
推奨寸法許容差
適用シャフト | 軸穴 |
---|---|
h6・h7 | H7 |
j6 | G7 |
k6・m6 | F7 |
取りつけ・取りはずし
取りつけ
モータ側の軸および被駆動側の軸へハブを取りつけてください。このときどちらか一方のハブ側へリテイナを通してください。ハブの端面間距離が下表のG寸法となるように、モータ側もしくは被駆動側の装置を軸方向へ移動させてください。また、下表の許容ミスアライメント以下になるよう、軸間のアライメントを調整してください。
リテイナをインシアスパイダに嵌め込みます。リテイナ内周の突起を、インシアスパイダ外周面の軸方向の溝に通し、リテイナ端面とインシアスパイダ端面を合わせます。リテイナ内周の突起が、インシアスパイダ端面の突起を1つ乗り越えるまでハブに対してリテイナを回転させ、ロックしてください。10分間程度の負荷試運転を行い、リテイナ・インシアスパイダおよびハブの取りつけに異常がないことを確認してください。
単位 : mm
品番 | G | 許容偏心 | 許容偏角 (°) |
許容 エンドプレイ |
---|---|---|---|---|
LS090 | 25.4 | 0.7 | 2 | 0~+0.7 |
LS095 | 25.4 | 0.7 | 2 | 0~+0.7 |
LS099 | 35.6 | 0.7 | 2 | 0~+0.7 |
LS100 | 35.6 | 0.7 | 2 | 0~+0.7 |
LS110 | 41.7 | 0.7 | 2 | 0~+0.7 |
LS150 | 49.3 | 0.7 | 2 | 0~+1.1 |
LSS095 | 25.4 | 0.7 | 2 | 0~+0.7 |
LSS100 | 35.6 | 0.7 | 2 | 0~+0.7 |
LSS110 | 41.7 | 0.7 | 2 | 0~+0.7 |
LSS150 | 49.3 | 0.7 | 2 | 0~+1.1 |
取りはずし
- カップリングにトルクやスラスト荷重などの負荷が作用していないことを確認してください。
カップリングを取りはずしても危険のないように注意してください。 - リテイナを回転させ、リテイナの内周の突起をインシアスパイダ外周面の軸方向の溝にあわせてください。そして、リテイナを軸方向に移動して、インシアスパイダからはずしてください。
- ハブの爪に巻きついているインシアスパイダをはずしてください。