取りつけ・メンテナンス

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1.シーブの取り扱い

シーブは平坦な場所に垂直または水平に保管してください。防錆にも配慮してください。運送・軸穴加工の際の取り扱いには充分に注意してください。シーブを落としたり倒したり、あるいは障害物に当てたりすると溝部分の破損や振れの原因になります。

2.シーブの軸穴追加工

軸穴追加工の際には、刻印のある側の外周またはハブを旋盤にチャックし、また、外周およびリム側面の振れが許容値以内であることを確認してください。

3.シーブの配置

ロープ寿命のために、ロープの曲げ方向がU曲げになるようにシーブを配置してください。シーブの配置上S曲げが避けられない場合は、シーブ径を30%以上大きくするか、シーブ間隔をロープ径の70倍以上大きくしてください。また、反対方向の曲げを受ける前にロープが曲げから回復する時間を最低0.25秒とることを推奨します。図1

4.フリートアングル

溝のピッチ角αをもつ幅広ドラムとシーブにおいて、ロープがドラムのフランジに向かって巻かれる場合、シーブではフリートアングルβleftまたはβrightによって傾くことになり、ドラム上では、角度(βleft+α)、または角度(βright-α)によって傾くことになります。
ローピングシステムにおける、溝付きドラムの角度(βleft+α)および角度(βright-α)は、4度以下(推奨1.5度以下)にしてください。また、溝なしドラムのフリートアングルβleft及びβrightは、2度以下(推奨1度以下)にしてください。非自転性ロープに対しては2度以下としてください。図2

5.試運転

新しいロープ・シーブを使用する場合は、通常運転の前に軽負荷・低速でならし運転をしてください。そして、次第に負荷を大きくしていき、ロープをなじませてください。過負荷運転、高速運転、衝撃荷重や過大な振動を避けて運転してください。

6.メンテナンス

定期点検時に下記事項を確認して、異常があればシーブを交換してください。

1.シーブの溝外周部に欠け、割れ、磨耗がないことを確認してください。

2.シーブの溝部の輪郭、磨耗量を溝ゲージにて確認してください。溝底の輪郭は円形であり、その半径rは、0.535d - 0.560dの範囲です(dはロープ径)。また、シーブの溝底にロープの縄目のないことを確認してください。図3

3.ベアリングのぐらつき、潤滑状態、円滑に回転すること、過熱していないことを確認してください。

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