軸継手とは

このエントリーをはてなブックマークに追加

軸継手(カップリング)とは、モータなどの駆動軸と従動軸をつなぎ、動力を伝達する機械要素部品です。軸継手にたわみ性を持たせることで、両軸間の芯ずれ(ミスアライメント)を許容し、軸受の偏摩耗や装置の振動など、ミスアライメントに起因するトラブルを低減することができます。

軸継手には、主にFA(ファクトリーオートメーション)用の小型のタイプと、風水力機械など大きな動力伝達を目的として使用される大型で鋳物のタイプがあります。
NBKでは前者をカップリング、後者を軸継手と呼称しており、ここでは軸継手について解説しています。

FA用の小型カップリングについては、こちら

なぜ軸継手(カップリング)が必要なのか

モータとワークを直接つなぎ、正確に固定できたとしても、温度変化や経年変化で徐々にズレが発生し、振動や破損が起こります。
軸継手(カップリング)は、衝撃や振動を抑え、スムーズに回転を伝達する重要な橋渡し役となります。

フランジ形たわみ軸継手

特長

  • JIS B 1452-1991「フランジ形たわみ軸継手」に準拠した日本で最もポピュラーなフレキシブルシャフトカップリングです。
  • フランジと継手ボルトの組み合わせによるシンプルな構造。取りつけが簡単です。
  • フランジと継手ボルトの間のブシュにより、起動時や停止時の衝撃ならびにトルク変動の影響を緩和します。
  • 継手ボルトをはずすだけでブシュの交換ができ、保守・保全が簡単です。
  • 偏心・偏角などのミスアライメントを許容するとともに、騒音を低減します。スラスト荷重も伝えません。
  • 鋳鉄製FCLと炭素鋼製FCLSの2タイプがあります。

構造

フランジ形固定軸継手

特長

  • JIS B 1451-1991「フランジ形固定軸継手」にもとづく構造のリジッドタイプのシャフトカップリングです。
  • フランジ外周面の合マークを一致させ、リーマボルトを締めるだけで簡単に組み立てができます。
  • 結合する2軸の軸線を完全に一致させて固定します。たわみ軸継手に比べ伝達容量が大きく、ボルトで堅固に連結されます。
  • 鋳鉄製KCLと炭素鋼製KCLSの2タイプがあります。

構造

SUREFLEX®

特長

  • 円周方向・偏心・偏角・エンドプレイの4方向において、あらゆるタイプの衝撃・振動およびミスアライメントを吸収するフレキシブルシャフトカップリングです。
  • すきまばめの押ねじによる締結で充分。焼きばめ・圧入など困難な作業は不要です。
  • フランジ2個とスリーブ1個のシンプルな構造。しかもコンパクト。
  • 装置全体の設計変更なしに、従来の軸継手に代えてそのまま適用できます。
  • 潤滑の必要がなく、スリーブは長寿命。メンテナンスフリー。
  • 商品の詳細ページは、こちら

構造

シュアフレックス®は、TB Wood's Incorporated(米国)との技術提携にもとづく商品です。



このエントリーをはてなブックマークに追加

商品に関するお問い合わせなど、
お気軽にご連絡ください。

鍋屋バイテック会社コンタクトセンター

平日9時~17時15分まで (土日祝日を除く)