公開日:2022年09月27日 更新日:2022年09月27日

オートツールチェンジャ

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1.オートツールチェンジャとは

動力源不要!機械式に自動交換を実現するツールチェンジャです。
動力源がいらないから小型・軽量・配線不要。
ロボットハンドに限らず、さまざまなエンドエフェクタ(ハンド・ツール)の自動交換に貢献します。※
※手動での交換も可能です。

このような方におすすめ!

エンドエフェクタの動力源が・・・
A:電気の方
B:空気圧の方

A1:設備のオール電動化を推進するため、ロボットに電動ツールチェンジャを取りつけ使用しているが、電動ツールチェンジャは設定や調整に工数がかかり業務効率改善のボトルネックとなっている。
⇒NBKのオートツールチェンジャを導入すれば
動力源不要のため、はじめに接続が完了すれば設定不要で稼働できます。設備のオール電動化も実現可能!

A2:オール電動化を目指しているが、電動のツールチェンジャは重量やサイズが大きく希望のロボットに取りつけられないため、ツールチェンジャ部分のみエアを繋いでエアツールチェンジャで対応している。
⇒NBKのオートツールチェンジャを導入すれば
動力源不要でツールチェンジが可能なため、エア接続・配線の手間が省け、オール電動化を実現可能です!

B1:空気圧式のツールチェンジャを使用するためにエアホースを接続しているが、エンドエフェクタ用とツールチェンジャ用のエアホースが複数必要になり配線・接続の手間がかかる
⇒NBKのオートツールチェンジャを導入すれば
ロボットモーションのみでツールチェンジ可能なため、ツールチェンジャの設定やエアホースの配線が不要で自動ツールチェンジが実現します!

2.オートツールチェンジャの特長

特長① 動力源なしでツールチェンジ

NBKのオートツールチェンジャは、ツール交換に電力やエアは不要です。ロボットアームの動きに従って、ツールがメカ的に締結・脱着します。

機械式締結・脱着の仕組みはこちら

<締結のしくみ>

ロボットアームに取りつけた「フランジ側」を「ツール側」のピンに合わせて降下させます。

ステーションと並行に外す方向にロボットアームを動かすと「ツール側」の押さえ込まれていたボタンが自動で解除され 「フランジ側」とロックされます。

 

<締結解除のしくみ>

「ツール側」がステーションに収まると同時に側面のボタンが押され「フランジ側」とのロックが解除されます。

「フランジ側」のついたロボットアームを上昇させると「ツール側」と離れます。

 

 

特長② 4種類のフランジサイズ展開

接続フランジはφ40、50、63、80の4種類を展開しています。
フランジ側:協働ロボット(φ50:協働ロボットISO 9409-1適合)はもちろん、各社産業用ロボットへの取りつけが可能です。
ツール側:ロボットハンド(把持ハンド)、吸着ハンド、ナットランナなど、さまざまなエンドエフェクタを取りつけられます。

3.オートツールチェンジャの仕様

供給可能動力源:電気、空気圧


 
※Mr、My、Faの表す力は下記のとおりです。

 

オプションの「ツールチェンジャ用エネルギ接続モジュール」を用いることで
・電力 定格電流[A] 0.5~96
           ピン数[本] 1~32
・空気圧 使用圧力範囲[MPa] -0.06~1
の接続が可能となります。

4.組み合わせ例

オートツールチェンジャを活用した組み合わせ例を3種類ご紹介します。
導入イメージの想定にご活用ください。


①一般的な協働ロボット(可搬重量10kg)でツールチェンジする例



②重量ワーク搬送のため、可搬重量の大きなロボットハンドをツールチェンジする例



③最大消費電力の大きなロボットハンドをツールチェンジする例



5.よくあるご質問

Q:機械的に自動でツールチェンジ出来る反面、稼働中に落下する可能性はないか?
A:ありません。セーフティロックを設定することで、自動運転時は、ストレージステーションによりロック解除がされない限り、衝突などにボタンが押されることはありません。


価格やCADデータはお問い合わせください。

6.その他のツールチェンジャ

NBKには空気圧駆動タイプ、マニュアルタイプのラインアップもございます。

 

動力源

マニュアル マニュアル 空気圧 空気圧 

可搬

重量

5~20kg 50kg 20~300kg 500~1000kg
画像

HWR2000

HWR

WWR

WWR1000


\把持力・ストローク・ラインアップなどの詳細情報はこちらから/


商品紹介 生産性・作業性向上 自動化・ロボット・電動化 工作機械 自動車製造工程 FA機器 ロボット周辺機器 グリッパ・ロボットスタンド
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