高性能ショックアブソーバの構造・原理

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新次元の高性能…スパイラルグルーブピストンがその理由です。

パワーストップは、スパイラルグルーブピストンの外周に設けられた特殊ならせん状の溝をオイルが通過する構造となっており、エネルギ吸収は、オイルがらせん状の溝を通過するときの抵抗を利用して行われます。
この独特の構造と原理が、長寿命・なめらかなエネルギ吸収・高エネルギ吸収を実現します。
APS に採用されているオイルリザーバ・ハイプレッシャチューブは、耐久性・長寿命を追及した結果の設計です。
パワーストップは、なめらかで安全・確実なエネルギ吸収と速度制御を提供する高性能ショックアブソーバです。

*1 APSのみ(M6・M8を除く)*2 APSのみ

高性能ショックアブソーバのエネルギ吸収原理

①ピストンロッドに負荷がかかると、リテーナバルブが閉じ、スパイラルグルーブピストンがオイル槽に押しこまれ、オイルが加圧されます。


②加圧されたオイルは、スパイラルグルーブピストン外周のらせん状の溝を通過して、リテーナバルブ側に移動し始めます。 エネルギ吸収は、オイルがらせん状の溝を通過するときの抵抗を利用して行われます。


③負荷がなくなると、リテーナバルブが開き、リテーナバルブ側に移動していたオイルはピストン内部を通過してオイル槽へ戻ります。


④リセットスプリングの力により、ピストンは瞬時にもとの位置へ復帰します。

高性能ショックアブソーバが長寿命・高エネルギ吸収の理由

エネルギ吸収時にスパイラルグルーブピストンとハイプレッシャチューブとの間にうすいオイルの膜を形成。動きをなめらかにし、磨耗を防止します。
従来品(多孔オリフィスタイプ)では、ピストンがオリフィスと反対側のシリンダ内壁に押し付けられ、摩擦・磨耗が発生します。


予圧スプリングの働きでオイルリザーバ内のオイルが、オイルシールを常に加圧した状態に保持。シール機能を高め、オイル漏れを最小限に抑えます。


ねじ本体とハイプレッシャチューブの堅牢な2重構造。エネルギ吸収時にオイル槽内部に繰りかえし発生する負荷に耐え、また、ねじの締めつけなどの外力によるねじ本体の変形から内部構造を保護します。

高性能ショックアブソーバのなめらかな衝撃吸収の理由

理想のエネルギ吸収は、ストロークの全範囲にわたって抗力が一定であり、衝突物がリニアに減速することです。
ショックアブソーバは、オイルがオリフィスを通過するときの抵抗を利用してエネルギを吸収します。 従来品(多孔オリフィスタイプ)では、オイルの通過断面積(開いているオリフィスの総断面積)は、ピストンロッドのストロークとともに段階的・不連続的に小さくなります。 このため、抗力は不連続的に変化し、リニアな減速を得ることができません。
パワーストップ(高性能ショックアブソーバ)では、オイルの通過断面積(スパイラルグルーブピストンの外周に設けられたらせん状の溝の断面積)が、ピストンロッドのストロークとともに連続的に小さくなるように設計されています。 その結果、ストロークの全範囲にわたって抗力が一定で、リニアな減速が可能となり、理想のエネルギ吸収を実現しました。

商品の性能・特性が均一です。

従来のショックアブソーバでは、その性能・特性はオリフィスの位置・形状・寸法およびそれらの精度に依存しています。しかし、オリフィス自体は極めて小さく(内径は約0.5mm以下)、加工精度にも限界があることから、実際の商品の性能・特性は設計値/カタログ値に対して±40%程度までばらつくことがあります。現場では面倒な調整作業を行わなければならないこともあります。
パワーストップ(高性能ショックアブソーバ)は、スパイラルグルーブピストン構造のために、加工精度を高めることが比較的容易であり、実際の商品の性能・特性のばらつきは最小限です。
ご要望により、性能・特性の実測データを1品ごとに添付して納入いたします。

高圧チャンバ内でも使用可能。最大外気圧1MPa。

予圧スプリングの働きにより、オイルは外気圧よりも常に高い圧力に保持されています。このため、外気圧が高くてもオイルへの影響はなく、高圧チャンバ内でも使用可能です。

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