公開日:2022年10月20日 更新日:2022年10月20日
ツールチェンジャ
1.ツールチェンジャとは
ロボットアームの先端に取りつけることで、1台のロボットで複数のエンドエフェクタ(ハンド・ツール)を使えるようになる部品です。(→NBKのエンドエフェクタをみる)
ロボットフランジ側とツール側の2種類のパーツから成り立っています。
2種類のパーツが締結したり締結解除したりすることで、アーム先端のエンドエフェクタ部分を効率よく脱着できます。
ロボットフランジ側とツール側の2種類のパーツから成り立っています。
2種類のパーツが締結したり締結解除したりすることで、アーム先端のエンドエフェクタ部分を効率よく脱着できます。
締結・締結解除に動力が必要なタイプ(電気駆動タイプ、空気圧駆動タイプ)や、締結・解除には動力が不要なタイプなどさまざまな種類が存在します。
ロボットを取り付けないツールチェンジャ(とエンドエフェクタ)を待機させておく部品は「ステーション」と呼びます。
NBKには動力源の違いにより3タイプのツールチェンジャがあります。
それぞれの特長・仕様をご紹介します。
2.オートツールチェンジャ
締結・解除のための動力源が不要なツールチェンジャ。機械式に締結・解除します。
強み・特長
・動力源がいらないため小型・軽量・配線不要・接続フランジのラインアップが豊富。さまざまなエンドエフェクタの自動交換に対応
※手動での交換も可能です
仕様
・電気、空気圧を供給可能※
・接続フランジはφ40、50、63、80の4種類展開
・オプションの「ツールチェンジャ用エネルギ接続用モジュール」を用いることで電気 0.5~96A、空気圧 -0.06~1MPaの接続が可能に
・可搬質量は13~29kg
・オプションの「ツールチェンジャ用エネルギ接続用モジュール」を用いることで電気 0.5~96A、空気圧 -0.06~1MPaの接続が可能に
・可搬質量は13~29kg
3.マニュアルタイプ
手動での取りつけ・取り外しが可能なツールチェンジャです。
・一般的なマニュアルタイプのツールチェンジャと比較して、可搬質量が大きい
・オプションの「ツールチェンジャ用エネルギ接続用モジュール」を用いることで電気の供給も可能に
・可搬質量は5~50kg
強み・特長
・レバー操作・レンチ操作で簡単に脱着が可能・一般的なマニュアルタイプのツールチェンジャと比較して、可搬質量が大きい
仕様
・空気圧を供給可能・オプションの「ツールチェンジャ用エネルギ接続用モジュール」を用いることで電気の供給も可能に
・可搬質量は5~50kg
※:オプションの「エネルギー接続モジュール」を取りつけることで供給可能になります。
4.空気圧タイプ
空気圧によって締結・解除するツールチェンジャです。
・耐久性が高く長寿命(500万サイクルメンテナンスフリー)
・一般的な空気圧駆動タイプのツールチェンジャと比べて可搬質量が大きい
・一般的な空気圧駆動タイプのツールチェンジャと比べて小型、軽量
・オプションの「ツールチェンジャ用エネルギ接続用モジュール」を用いることで電気の供給も可能に
・可搬質量は2~1000kg
強み・特長
・薄型・軽量モデルから大型ロボット用モデルまで、さまざまなバリエーション・耐久性が高く長寿命(500万サイクルメンテナンスフリー)
・一般的な空気圧駆動タイプのツールチェンジャと比べて可搬質量が大きい
・一般的な空気圧駆動タイプのツールチェンジャと比べて小型、軽量
仕様
・空気圧を供給可能・オプションの「ツールチェンジャ用エネルギ接続用モジュール」を用いることで電気の供給も可能に
・可搬質量は2~1000kg
※:オプションの「エネルギー接続モジュール」を取りつけることで供給可能になります。
5.その他のロボットハンド関連商品
\把持力・ストローク・ラインアップなどの詳細情報はこちらから/
商品紹介
生産性・作業性向上
自動化・ロボット・電動化
工作機械
食品機械
自動車製造工程
医療機器
FA機器
ロボット周辺機器
グリッパ・ロボットスタンド