設計者のためのヒンジ解説

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ヒンジとは

扉・ふたなどを支え、開閉できるようにする機械要素部品です。蝶番(ちょうつがい)とも言います。
NBKは、扉・ふたの固定・開閉の基本機能に加え、次の特長を付加したユニークなヒンジを標準化しています。



種類と特長

メタルヒンジ

本体に厚みがあり、耐久性を高めたオール金属製のヒンジ。
重厚感のあるデザイン。ヘビーデューティーな用途に適しています。

HNG-C
おねじタイプ。
亜鉛ダイカスト製。

HNGS-C-NI
おねじタイプ。
耐蝕性にすぐれたステンレス鋳物(SUS304相当)製。


HNG-A
亜鉛ダイカスト製。

HNGS-A-NI
耐蝕性にすぐれたステンレス鋳物(SUS304相当)製。

HNGS-A-A4
ステンレス鋳物(SUS316相当)製。
HNGS-A-NI(SUS304相当)よりもさらに耐蝕性、耐熱性にすぐれています。

HNGA-A
軽量なアルミ合金製。

ピッチアジャスタブルヒンジ

取りつけ穴の位置を調整できるヒンジです。
フレームに対する扉・ふたの位置を調整することができます。

HNZ
取りつけ穴の位置を上下左右に±1.5mmの範囲で調整できます。
カバーつき。外観をスタイリッシュにします。


HND
本体とアジャスタブルブッシュに加工された1mmピッチのセレーションの組み合わせにより、取りつけ穴の位置が垂直方向または水平方向に±2mm調整できます。


HNP
アルミフレームに適した金属製のヒンジ。
本体背面のポジショニングガイドで、アルミフレーム間の距離を設定できます。
ポジショニングガイドの向きを変更することで、溝幅が8mmおよび10mmのアルミフレームに取りつけできます。

ドアポジショニングヒンジ

扉を特定の角度で開いた状態で保持できるヒンジです。
開く扉・ふたを一定の位置・一定の高さに保持する用途に適しています。

G6
オール樹脂製。
120°・170°の2段階で保持できます。


C6
保持角度は80°・115°・150°の3種類。
ドアの保持トルクは3種類あります。

C6-S
金属部品に耐蝕性にすぐれたステンレスを使用しています。



トルクヒンジ

扉・ふたの開閉時に一定のトルクが発生するヒンジです。
トルクによって、開閉スピードをコントロールできます。
上下に開けるふたに、不用意に閉まってほしくない扉などに使用すると安全性が高まります。

E6-TL
ラージサイズ。
順回転と逆回転*1で開閉トルクが異なります。
扉・ふたを開けるときに軽く、閉めるときに重く、またはその逆にするなど用途に応じて選定してください。
操作性・安全性を高めることができます。

E6-TS
スモールサイズ。
順回転と逆回転*1で開閉トルクが異なります。
扉・ふたを開けるときに軽く、閉めるときに重く、またはその逆にするなど用途に応じて選定してください。
操作性・安全性を高めることができます。


*1: 順回転・逆回転とは
順回転・・・開けるとき。
逆回転・・・閉めるとき。


E6-AM
ヒンジピン部のねじの締め具合で、ドアの開閉トルクが調整できます。


E6-AF
アジャストスクリューの締め具合で、ドアの開閉トルクが調整できます。

リフトオフヒンジ

ヒンジを取りつけた状態で、ドアの取りはずしができます。

HNJ-A
耐久性を高めたオール金属製。
左開き用と右開き用*2があります。

HNJS-A
耐蝕性にすぐれたステンレス(SUS304)製。
左開き用と右開き用*2があります。


*2: 左開き用・右開き用とは
左開き用・・・左方向に開く扉用のヒンジ。
右開き用・・・右方向に開く扉用のヒンジ。


96-NY
ガラス繊維強化プラスティック製。
インラインスタイルとオフセットスタイル*3の2種類があります。

96-ME
金属製の重荷重用ヒンジ。
インラインスタイルとオフセットスタイル*3の2種類があります。

96-AD
ドアとフレームの間隔や、ガスケットの厚さにフレキシブルに対応できます。


*3: インラインスタイル・オフセットスタイルとは
インラインスタイルは、フレームからヒンジが飛び出ないように取りつけ可能です。
オフセットスタイルは、フラット面に取りつけられるので設計が容易です。



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